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鉄欠乏性貧血とは?
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鉄欠乏性貧血とは?
鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足するためにおこる貧血です。
鉄は赤血球の中心となる成分ですが、からだの中の鉄分が不足
すると、ヘモグロビンが充分につくられなくなり量が減ってくる上、
赤血球自体の大きさも小さくなってしまいます。
健康な人では、血液1立方ミリリットルの中に、男性は約500万個、
女性では約450万個の赤血球が入っています。この数が8割以下に
なると貧血といわれ、6割以下になるとかなり重症で、さまざまな
自覚症状に悩まされるようになります。
鉄が不足する原因としては次のようなものがあります。
◇ 病気などによる長期にわたる出血
◇ 月経や分娩による出血
◇ 妊娠や授乳
◇ 鉄不足の食事
◇ 胃腸の粘膜の異常による鉄の吸収不足
◇ 赤血球が破壊される病気
また、夏場などの大量の汗でも鉄分が流出したり、乳幼児では、
からだの急激な成長に造血が追いつかなくなって鉄欠乏性貧血
になることがあります。
鉄欠乏性貧血は、きちんと治療すれば確実に治ります。
日頃から意識的に鉄を摂取するのはもちろんですが、
おかしいと思ったら早めに受診することも大切です。
◇ 鉄欠乏性貧血の合併症
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