機能鉄 ・ 貯蔵鉄 ・ 組織鉄 とは
私たちのからだの中には、約4gの鉄が存在しています。
ちょうど5〜6cmの鉄クギ1本分ぐらいの量ですね。
ところで鉄は、どこにたくわえられているのでしょうか。
その約7割は、体内で機能する「機能鉄」で、残りは、
肝臓などにたくわえられる「貯蔵鉄」、そして筋肉や
皮膚、粘膜などに含まれる「組織鉄」といわれるものです。
とくに機能鉄は、血液中で赤血球中のヘモグロビン
の成分になって からだの各器官に酸素を運ぶと
いう重要な役割を担っていることから、人が生命を
維持するために必要不可欠な鉄分なのです。
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