|
|
巨赤芽球性貧血とは
巨赤芽球性貧血とは、ビタミンが不足して起こる貧血です。
骨髄にある造血細胞は、ビタミンB12や葉酸というビタミンの
助けがないと正常な赤血球をつくることができず、通常の
赤血球より大きな巨赤芽球という赤血球の母細胞があらわれ
ます。このような異常な赤血球は未成熟のうちに死んでしまう
ことが多く、貧血が起こります。
◇ 症状
貧血の一般症状のほかに 『舌が赤くビリビリ』したり、
『舌の表面がツルツル』になったりすることがあります。
また、食欲がなくなったり 吐き気がするなどの胃腸症状や
シビレ感をともなったり、知覚が鈍ったりなどの神経症状が
下肢に出て、歩行困難になることもあります。
|